【IT雑談】格安で実用に耐えうるパソコンを用意する方法(パソコン選び編)

こんにちは。ねこまんまです。
下記記事の続きとなります。
今回は実際に購入するパソコンの選び方についてお話したいと思います。
前提
実用に耐えうるの定義
ここでいう「実用」は以下のようなことを想定しています。
- インターネットで調べもの
- Amazon等でネット通販
- YouTubeやAmazon Prime Video等で動画を見る
- 簡単な文章、資料の作成
それらが特段問題なく利用できるようなパソコンを手軽に用意する方法をご紹介します。
パソコンの選び方
前記事でもお話した通り、今回は中古PCの購入が前提となっていますので、まずはそういった商品を取り扱っているお店を探す必要があります。有名どころだとハードオフでしょうか。
中古PCは玉石混交ですので、ある程度の予備知識を持った状態で購入しないとお買い損になってしまうこともあります。
今回は必要最低限のポイントをお伝えしますが、可能であればご自身でもう少し調べてから購入することをおすすめします。
最優先で確認するポイント
パソコンの種類

特にこだわりがないのであれば、ノートパソコンがよいと思います。
デスクトップPCだと別途ディスプレイを購入しないといけないですし、持ち運びができないのも地味に辛いです。
OS
Windows 7が搭載されたパソコンがねらい目です。
それ以降のWindows 8.1、Windows 10は現在もMicrosoftのサポート対象ですので、中古でもまだまだ価値があって価格も高めです。
今回はサポートが終了したWindow 7を、自分でWindows 10にアップグレードして再活用することが一番のミソになります。
PCにどのOSが搭載されているかは、値札や本体に貼られたシールから確認できます。
左記画像は直感的に理解できると思いますが、右記画像はプロダクトキーというOSのライセンスを利用者が持っていることを証明するためのコードです。
プロダクトキーがわからないとPCにOSが入っていても利用することができませんので、購入しようとしているPCにプロダクトキーのシールが貼られていることは必ず確認しましょう。
パソコン本体のスペック
搭載されたOSがサポート終了しているPCはジャンク品として扱われることもあり、その場合は値札が付いていなかったり、付いていても情報が不明瞭だったりするため、そういった場合は本体に貼られたシールから確認するか製品の型番をググったりすることになります。
ただし中古PC(特にジャンク扱い)は前の所有者がカスタマイズをしていたりすると、貼られているシールやメーカーの公式情報とかい離があったりする可能性もあるため、そういったリスクは理解した上で購入を検討されたほうがよいです。
上記を前提としたうえでですが、目安にするとよいスペックは以下の通りとなります。
- CPU
- こだわらない
- 同じ製品名でも世代(作られた年代)によって性能が異なるので、こだわろうとするとそれなりの知識が必要
- こだわらない
- メモリ(RAM)
- 2G以上(できれば4G)
- 補助記憶(ROM)
- こだわらない
- 拡張性があるとベスト(詳細は下記で説明)
- こだわらない
「CPU、RAMってなに?」という方は下記記事で簡単にご説明していますので、よろしければご覧ください。
拡張性の有無
Windows 7が搭載されたPCの大半は今(2020年)から5~10年前に発売されていたものですので、性能が今の時代のサービスに対応できないことも考えられます。
当時のハイエンドモデルであれば間違いなく現代でも十分使える性能になっていますが、ミドルグレード以下については購入後に手を加える必要が出てくる可能性もあります。
「じゃあ手間いらずの(当時の)ハイエンドモデルを買えばいいじゃん」と思うかもしれませんが、中古市場は自分の求めるものが常に売っているとは限りませんし、あったとしてもそういった製品は需要がありますので、安値で売られていることはごくまれです。
そこで中古のPCを購入する際は、PCの性能に加えて拡張性があるかも確認しましょう。
とはいってもどういった観点で確認すればよいのかわからないと思いますので、具体例を用いながらご説明します。
下記3つの画像はすべてノートPCの背面です。
左が拡張性なし、右が拡張性あり、真ん中が少し拡張性ありとなります。
これだけだとまだわかりづらいですので、実際に拡張を試みてみます。
左はメモリ(RAM)、補助記憶(ROM)両方の交換、右はメモリ(RAM)のみ交換ができることがわかると思います。
さらに左は2枚メモリを搭載できるのに対し、右は1枚しか搭載できません。
1枚しか搭載できない場合は、拡張する際に標準装備のメモリを必ず破棄しなければなりません。
それに対して複数枚搭載できる場合は、PCの標準仕様にもよりますが空きスロットがある製品であれば標準装備のメモリをそのまま活用し、メモリを追加する形で拡張することができるため無駄を少なくなります。
ちなみに拡張性なしと説明したタイプのPCについても分解すれば拡張できる製品はありますが、難易度はかなり高めです。(私もそこまでやるのは最悪壊れてもよいと思えるPCだけです。)
予算
上記を前提とするなら、本体は5,000円前後、拡張の費用が2,000円~8,000円くらいで済む想定ですので、合わせても10,000円前後で収まると思います。
ちなみに最近(2020年)は新品のPCも3万円台で買えますので、逆に上記価格帯を超えるようだと費用対効果がイマイチということになり、もう少しお金を出して新品を購入した方がよいことになります。
最後に
今回は格安の中古PCを購入する際のポイントについてお話させていただきました。
次回は購入後のカスタマイズについてお話したいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。