【IT雑談】古くなったパソコンの再活用方法(メンテナンス編)

こんにちは。ねこまんまです。

皆さんの自宅には今は使っていない古いパソコンが放置されていませんか?

パソコンは他の電化製品よりも処分が難しいため、使わなくなっても放置されていることが多いと思います。

古いの程度にもよりますが、購入からの年月が10年程度で物理的に壊れていなければ、現在(2020年)でも活用する方法はいくつかあります。

今回はその方法の1つをご紹介しようと思います。

起動確認

まずはじめに物理的に故障していないことを確かめるために起動確認をします。

あれこれやったあとに「実は最初から壊れてました」なんてオチはつらいですからね。(-_-;)

物理的に壊れている場合は、故障個所にもよりますが諦めるのが無難です。

調べた結果交換や修理が容易なケースもありますが、それにしたって交換部品を探して買わなければなりませんし、そもそも調べる労力に対してリターンが割に合わないことが多いです。

使えるといっても、10年以上前のパソコンの性能は現代においてたかが知れています。

そういったものに時間やお金を掛けすぎるのはあまり賢い選択ではないと個人的に思います。

※YouTubeにジャンクPCの修理動画は多数ありますが、あれの大半は修理して当人が使うためでなく、再生数を稼ぐことが目的だと思います。

起動確認はコンセントに差して(デスクトップPCならディスプレイにつなげて)電源を入れるだけです。

とりあえずOS(Windows等)が起動すれば物理的には基本問題ないでしょうし、あったとしても致命的ではないはずです。

フォーマット(工場出荷状態に戻す)

まずはパソコンを購入時の状態(通称工場出荷状態)にします。

工場出荷状態に戻す理由は私の中では2つあります。

1つは余計なものが入っていない状態の方が、後の作業でつまずく可能性が低くなるからです。

今回の件に限らず何事もそうですが、何かを始めるときはトラブル時の原因調査を容易にするために、作業する対象を可能な限りきれい(まっさら)な状態にしておくとよいです。

もう1つは作業中に失敗してパソコンを破損させてしまった場合にフォーマットしていない状態で処分するのは、個人情報等が流出するリスクが高まるからです。

PCの故障=データの破損ではないため、壊れたPCの中身をフォーマットせず処分すると、個人情報などを抜き取られる可能性があります。(フォーマットすれば絶対大丈夫というわけではありませんが、初期化したデータを復元するのは相当手間がかかるため、防止策としては有効です。)

フォーマット方法(Windows Vistaの場合)

フォーマット方法はOSやメーカーによって若干異なりますが、今回私はWindows VistaのPCを使って作業しましたので、その方法をご紹介します。(それ以外のOSについても大体ググれば出てきます。)

まずPCの電源を入れたら即座に「F8」キーを連打します。

そうすると下記画面が表示されます。

そこで「コンピュータの修復」を選択してEnterを押すと、見慣れたWindowsの画面が表示されます。

そのあと適当に進めて「システム回復オプション」の画面が表示されたら、「システムの復元」を選択します。

そうすると初期化が開始されます。(しばらく時間がかかります。)

下記のような画面が表示されれば初期化完了です。

最後に念のためWindowsが正常に起動することを確認しましょう。

これでフォーマットは完了です。

最初の部分だけは少し非日常的な動作が必要ですが、あとは見慣れたWindowsの画面に沿って進めていくだけなので、特に難しいことはないと思います。

パソコンのクリーニング

パソコンの中にはCPUという部品が必ず入っており、CPUは負荷がかかる(PCで何か作業をする)と熱を持ちます。

その熱をパソコンの外に放出するためにファンが設置されているわけですが、そのファンが吸気する際どうしても埃を吸い込んでしまいます。

その埃が長年少しずつ蓄積されていくことでパソコンのパフォーマンスが落ちたり、故障の原因になったりします。

また近年のパソコンに限ってはほぼあり得ないですが、長時間起動したままにしておくような使い方をする場合は、パソコン内部に埃がたまると排熱が困難になったりショートしたりして、火災の原因になることも考えられます。

そのため古いパソコンを使う場合は、事前に内部を清掃することが望ましいです。

パソコンのクリーニング手順

今回はデスクトップPCの清掃手順をご紹介しますが、デスクトップPCかノートPCかで分解の難易度が大きく異なります。

デスクトップPCはある程度拡張することも考慮した構成になっているため、比較的簡単に分解できるようになっていますが、ノートPCはそういった考慮が無い製品も多いです。

共通して言えることとしては破損させてしまっては元も子もないですので、自分の中で無理の無い範囲で作業をするようにしましょう。

必要となるものは以下の通りです。

  • エアダスター
  • ドライクリーニングシート
    • 床の埃とかを拭くやつ
  • 各種ドライバー

また作業前には必ず電源ケーブルとバッテリーを抜きましょう。

その他注意事項として、静電気による故障を防止するために、何か別の金属に触ってから作業を開始するとよいです。

※絶対に失敗したくない新品パソコンの組み立てなどであればもう少しいろいろ気を付けることがありますが、今回は壊れたら壊れたで…で済む内容なのでこのくらいの準備で大丈夫です。

まずデスクトップPCであれば側面のうち片方が簡単に外せるようになっていますので、それを外して作業をします。

この時点で手に負えないと思った方は、全体にエアダスターを吹きかけるだけに留めておくのがよいです。(それだけでも結構効果はあります。)

エアダスターは埃が飛んでもよい場所(主に屋外)で使いましょう。

行けそうだな。と思った方は、以下の順番で作分解するとよいです。

  • マザボ(一番大きい基盤)と周辺機器を繋いでいるケーブルを抜く
    • 両端とも抜けるタイプのケーブルについては周辺機器側だけ外せばOK
    • ケーブルはものによっては繊細なのでゆっくり慎重に外す
  • 前面パネルを外す
    • 爪で引っ掛けている場合がほとんどなので、爪を割らないように注意
  • 周辺機器を外す
    • 行き当たりばったりにせず、いったん手を止めて外す順番を考えてから作業
    • 上記構成であれば、マルチドライブ、電源、HDD、排気ファンの順
  • CPUクーラーを外す
    • ねじで固定するタイプと爪で固定するタイプがある(上記は前者)
  • マザーボードを外す
    • 外部端子の部分を特に気に掛ける

分解できたら周辺機器とケース内部、ケーブル類はドライシートで埃を拭きます。

マザーボードはエアダスターを吹きかけて埃を飛ばします。(エアダスターを使うときはry)

CPUクーラーはCPUファンとヒートシンク(CPUの熱を逃がすための金属)に分解できそうなら分解して、ドライシートで埃を拭きます。

ここまで出来たら後は逆の手順で組み立てるだけです。

全体を通してのコツとしては、作業の途中に一定間隔でその時点の状態を撮影することです。

そうすることで清掃後の組み立て時に戸惑うことが少なくなります。

最後に電源を入れて正常にWindowsが起動することを確認できれば作業完了です。

可能であれば追加で各ファンが動作していることを確認するとなおよしです。(ケーブルの差し忘れ等でファンが回っていなくてもPCは動作しますが、パフォーマンス低下や故障の原因になります。)

ノートパソコンはともかくデスクトップパソコンであれば、分解&組み立ての難易度は正直言ってプラモデルレベルです。

壊れてもいいや。って方は勉強がてら積極的に挑戦するのもありだと思います。

最後に

今回は古いパソコンを活用するにあたっての事前準備として、パソコンのフォーマット、分解&清掃方法をご紹介させていただきました。

次回はアップデート編としてハードウェアのカスタマイズと新OSのインストール方法をご紹介したいと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。