【自転車通勤】自転車通勤のススメ②(自転車選び編1)

こんにちは。ねこまんまです。
下記記事の続きとなります。
今回は通勤用の自転車選びについてです。
様々なケースを想定し、それぞれに合う自転車をご紹介できたらと思っています。
自転車選びのポイント
通勤で使う自転車を選ぶときに気にするとよいポイントをいくつかご紹介します。
見た目
なんだかんだ言ってこれは重要です。
見た目が可愛かったり、カッコよかったり、自分好みだったりすると、それだけでジテツウのモチベーションが上がりますよね。
きちんとした自転車メーカー(あえてあいまいな表現にしますが…)の製品であれば、見た目だけで選んでも日常使いで不満が出るような仕様ではないはずです。
私自身も通勤用の自転車は性能重視で選びましたが、見た目も結構気に入っていたりします。
予算
目を背けたくなりますがこれも重要です。
通勤で利用する自転車の相場
一般的に通勤・通学で利用するような自転車の相場の目安は以下の通りです。
- シティサイクル
- 3万円~5万円
- スポーツ自転車
- 5万円から10万円
それ以下の安すぎる自転車は、何かしらの事情があることが多いのでおすすめできませんが、高い分にはご自身の予算内であれば問題ないと思います。
※別にハイエンドのロードバイクで通勤してはいけない決まりはないですので…
ただしご自身の予算をオーバーしたり、予算ギリギリの価格の自転車を通勤用に購入するのは、下記の理由から個人的におすすめしません。
通勤で使う自転車は日常的に傷がつくこと、劣化が早いことが前提になる
奮発して買ったものに傷がつけば誰だって凹みますよね…
しかし不特定多数の人が使う駐輪場を利用する場合は、何があってもおかしくありませんし、ずっと見張っているわけにもいきませんので、そういったことがあるという前提で考えていかなければなりません。
また駐輪場の環境にもよりますが、勤務中は雨ざらしになるような環境であれば劣化は早まります。
きちんとしたメーカーの上記価格帯の商品を購入すれば、利用できないレベルまで劣化するのにはかなりの時間がかかりますが、パフォーマンスが落ちた自転車を使い続けるとジテツウのモチベーションが下がっていきます。
きちんとメンテナンスして、定期的に点検をすることで防げることもありますが、それでも購入時と同等のパフォーマンスを維持できるのは3年が限界だと個人的には考えています。
以上のことから私は通勤に限って言えば、予算ギリギリの高額な自転車を買って長く利用するより、自身の中で無理のない価格の自転車を定期的に買い替えて利用した方がよいと考えています。
自転車通勤には自転車以外にも必要なものがある
別の記事で詳しくご紹介しようと思っていますが、安全で快適に自転車通勤をしようと思うと必要なものが出てきます。
自転車本体に予算を使い切ってしまうと、それらを購入する予算がなくなってしまいます。
盗難のリスク
上記でも触れましたが、勤務中も常に監視できるような場所に駐輪できるケースは稀でしょうから、自転車通勤にはほぼ必ず盗難のリスクがつきまといます。
予算ギリギリまたは超えるような自転車を購入し、盗難に遭ってしまうとジテツウは中止せざるを得ないですし、お財布やメンタルへのダメージも計り知れません。
また高額な自転車は盗難の対象になりやすいでしょうから、あまり高額な自転車だと勤務中にそわそわしてしまって、仕事に集中できないのではないでしょうか。
通勤距離
前回の記事では自転車通勤で無理なく通える距離は、片道15㎞までとお話させていただきましたが、片道15㎞をシティサイクルで毎日通うのは少ししんどいかもしれません。
逆に片道5㎞にも満たないのにロードバイクで通うのはオーバースペックですし、パンクや盗難のリスクを背負わなければなりません。
前項では見た目重視的な意見も述べさせていただきましたが、通勤距離によって相性のよい自転車、悪い自転車があることも事実です。
それを理解された上で見た目を重視して自転車を選ぶこと自体は、全く問題ないと思っています。
雨天時の通勤
雨が降っても自転車で通勤するかどうかで選ぶ自転車が変わってきます。
雨天時も自転車通勤をする予定でしたら、以下の点に注意しましょう。
タイヤの太さ・溝の有無
路面が濡れていると滑りやすくなりますので、極端に細いタイヤや溝のないスリックタイヤは避けた方がよいです。
タイヤは純正品から交換することもできますが、タイヤの太さはフレームに依存するため、購入予定の自転車がどこまで太いタイヤを装着できるか事前に確認する必要があります。
雨天でも利用するなら、具体的なタイヤの太さについては個人的に32C(32㎜)以上がよいと思います。
ブレーキの種類
自転車のブレーキは様々な種類があります。
現在採用されている主流なブレーキを雨天時の制動力の高い順に並べると、ディスクブレーキ>Vブレーキ>キャリパーブレーキとなります。(各ブレーキのメーカーやグレードによっては前後します。)
ディスクブレーキは油圧式と機械式に分けられ、油圧式はより制動力が高いですが、ディスクブレーキは総じてメンテナンスの難易度が他のブレーキよりも高いです。
逆にVブレーキは雨天時もそこそこの制動力があり、メンテナンスも個人的には3つの中で一番簡単だと思います。(さらに部品が比較的安いから維持費も抑えられる)

ブレーキは定期的にメンテナンスすることで本来の制動力が発揮できます。
以上のことから私は通勤用自転車については、Vブレーキが採用されている車種をおすすめします。
ちなみに上記ブレーキ以外にローラーブレーキというものがあり、リアブレーキのみに採用されることがあります。

ローラーブレーキはそもそもの制動力は低めですが、ほぼメンテナンスフリーでかつ雨天時の制動力が変わりません。
そのためフロントにVブレーキ等の制動力が高いブレーキを採用していれば、リアがローラーブレーキの車種もおすすめです。
泥除け・チェーンガードの有無
雨天時はこの2つがあるとかなり助かります。
特にリアの泥除けはほぼ必須です。(無いとお尻が大変なことになります…)
ただ、チェーンガードはともかく泥除けは後付けが可能なため、購入時点でついていなくても致命的ではありません。
出典 株式会社フカヤ ZEFAL スワンロード
最後に
今回は通勤用の自転車選びのポイントをご紹介させていただきました。
次回は具体的に現在販売されている自転車の中から、ケースごとのおすすめ自転車をいくつかご紹介したいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。